肥満外来病院で使われるカルニチンって?
前回の「ハロー!ビタミン」では ダイエットを行うためのポイントということで軽くご紹介させてもらいました以下の箇条書きですが、前回の項目では部分ヤセがテーマでしたので、あまり深くは触れませんでした。
しかし溜まった脂肪をエネルギーとして燃焼させる脂肪燃焼の一連の流れとしては、本当に重要な部分の説明です。
・ 成長ホルモンや アドレナリンの分泌
・褐色脂肪細胞の活性化
・脂肪燃焼リパーゼの運搬
・遊離脂肪酸の運搬
・遊離脂肪酸のATPへの変換
サプリメントによる ダイエットを行う場合、サプリメント選択のとても重要な指針になりますので、今回はこの点を深く掘り下げていきたいと思います。
ダイエットを行う場合、自分の太りの原因が上記のポイントのどの部分であるかを判断するのが非常に大切です。
アメリカのダイエットサプリメントの開発目的を基準にして考えると、上記のポイントを大きく分けて3つの部分に分けることが可能です。
まず最も ダイエットサプリとしての販売数が多い部分です。
・褐色脂肪細胞の活性化
・脂肪燃焼リパーゼの運搬
・遊離脂肪酸の運搬
上記のポイントはちょうど当ショップの 脂肪燃焼型ダイエットセットの担当部分に当たります。
この夏までに痩せるという企画の始めにこのセット商品をご購入いただいた方には、そろそろそのサプリメントが自分の体質に合ったものであるかを判断する時期にさしかかりつつあります。(およそ3ヶ月がその目安です)
上記のセット商品は アミノ酸ダイエットや 共役リノール酸を使って褐色脂肪細胞を活性化し、脂肪燃焼リパーゼをたくさん作り出します。
この脂肪燃焼リパーゼが血流に乗って白色脂肪細胞に取り込まれ、溜まった脂肪から遊離脂肪酸が作られます。
共役リノール酸がこの遊離脂肪酸を元の脂肪に変え難いようにして、 コリンとイノシトールが遊離脂肪酸を筋肉の細胞に運ぶのです。
この部分で最も大きなポイントになるのは肩の部分にある褐色脂肪細胞の活性化です。
大部分の成人の褐色脂肪細胞は ストレスや栄養不足、運動不足などによって活動が鈍っており、脂肪燃焼リパーゼを造る能力が子供の頃と比べて非常に落ちています。
この褐色脂肪細胞を活性化するのが アミノ酸ダイエットや 共役リノール酸などの脂質酸化型ダイエットサプリメントなのです。
アメリカで行われた調査でも褐色脂肪細胞の活性が鈍っている成人が非常に多く、ダイエットを希望する方の60%以上が褐色脂肪細胞を活性化させることで十分なダイエット効果を得られたとしています。
つまり褐色脂肪細胞の活性が鈍っているタイプの方でしたら、これらのサプリメントを摂る事で十分な脂肪燃焼リパーゼが造られますので、高いダイエット効果を得られるはずなのです。
ただし、自分の褐色脂肪細胞の活動が鈍っているかどうかは通常は判りません。
しかしまず、ダイエット希望者の60%が褐色脂肪細胞を活性化することでダイエット効果が得られるとしていますので、ダイエットの始まりとしてはこのタイプのダイエットサプリを試してみるのが一般的です。
それでは残りの40%の方はどうしたら良いのでしょうか?
脂肪燃焼型ダイエットセットを摂っても効果が出ない方(体重が減らないという意味ではなく、体脂肪が減らないという意味です、体重は筋肉が増えている可能性がありますのであまり参考にはなりません)は、この40%の部分に入っている可能性が高いのです。
この40%の方は以下の部分に問題が発生している可能性が高いといわれています。
・ 成長ホルモンや アドレナリンの分泌
・********
・********
・********
・遊離脂肪酸のATPへの変換
脂肪燃焼の流れでいきますと、始めの部分と終わりの部分に当たるところで問題が発生している方が40%ほどいるといわれています。
この2つの部分を掘り下げていきますが、今回は褐色脂肪細胞の活性化の次に可能性の高い「遊離脂肪酸のATPへの変換」という部分を掘り下げさせてもらいます。
日本やアメリカの肥満外来(ダイエット外来)の病院では肥満改善のために様々な治療を行っていますが、その治療の大きな柱となっている治療方法に カルニチンの投与という治療法があります。
カルニチンとは肝臓や腎臓で作られるアミノ酸ペプチドで、ダイエットの流れという部分では最後の遊離脂肪酸をエネルギーに変換する部分で非常に重要な働きをしています。
アメリカでの調査では、肥満しやすい方(なかなか痩せない方)の多くが肝臓や腎臓での カルニチンの産生能力がもともと低いという結果が出ています。
カルニチンを造る能力が低いことで、せっかく褐色脂肪細胞が作り出した遊離脂肪酸や食事から摂ったブドウ糖がうまくエネルギーに変換されずに肥満してしまうのだそうです。
またもともと低くない方でも加齢や栄耀不足などの理由によりカルニチンの産生能力は落ちてくるといわれています。
サプリメントとして体外から補うことでダイエット効果が得られる方も多いという調査結果もあります。
それでは カルニチンはエネルギー変換にどのように関係しているのでしょうか?
まず全身に分布する細胞は60兆個あるといわれています。
ほとんどの細胞内部にはミトコンドリアという器官があり、このミトコンドリアに遊離脂肪酸やブドウ糖が取り込まれて、ATP(アデノシン三リン酸)という物質が作られます。
このATPは生物活動のすべてに使われるエネルギーで、筋肉を動かしたり、脳が思考したり、細胞の新生に使われたりしています(参考:ホタルのおしりの光もATPが発光させています、店長のハゲ頭の発光は違います(泣))
ミトコンドリアは膜が二重になっており、その二重の膜を遊離脂肪酸やブドウ糖が通過する時に必ず カルニチンの助けが必要になるのです。
つまりカルニチンの産生がうまくいっていない方は、 コリンとイノシトールによってせっかく筋肉まで運ばれた遊離脂肪酸も、ミトコンドリアの内部に入り込めずATPに変換されることなく、また元の脂肪に戻ってしまっているのです。
日本やアメリカの肥満外来では、この カルニチンを投与することでかなりの効果を出しているとの調査もあります。
褐色脂肪細胞の活性が鈍っていない方でも、カルニチンの産生能力が低ければ太りやすい体質といって良いと思います。
多くの場合、 カルニチンの産生能力が低いと同時に、褐色脂肪細胞の活性が鈍っている方も多くいるといわれています。
アミノ酸ダイエットなどで効果が出なかった方は、その ダイエットサプリの中にカルニチンを入れてみてください。
カルニチンが遊離脂肪酸をミトコンドリア内に導き、より多くのATPを作ってくれるはずです。
●日本でもアメリカでも肥満外来で使われるアミノ酸です、 カルニチンの実力は必見です。
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カルニチン
前回の脚ヤセでも紹介させていただいた コエンザイムQ10ですが、ミトコンドリアを活性化させて遊離脂肪酸やブドウ糖を効率よくATPに変換してくれる機能も持っているのです。
カルニチンが遊離脂肪酸やブドウ糖をミトコンドリア内に導き入れて、コエンザイムQ10(CoQ10)がその遊離脂肪酸やブドウ糖を効率よくATPに換えてくれます。
今回は脚ヤセでのご紹介ではなく、カルニチンと非常に相性の良い ダイエットサプリとしてのご紹介です。
●脂肪燃焼の流れという意味では一番最後の部分を担う重要なダイエットサプリメントです。
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コエンザイムQ10。