子どもの脳は、重さ1kgちょっとという軽い器官ですが、身体全体の酸素要求量の10%を必要とする、非常に動きの活発な器官です。
あるアメリカの大学の研究チームは、この様な研究結果を発表しています。
「最近の子ども達の中には、栄養不足による脳の発達の遅れの目立つ子どもが増えてきている」
脳はブドウ糖をエネルギーにして活動を行ないます。
ただし、チョコやケーキなどの精製されすぎた砂糖を使った砂糖菓子は、ブドウ糖の補給源としては適していますが、脳の活動に必要なビタミンやミネラルをほとんど含みませんので、こればかりを摂取していると、脳にはビタミン・ミネラルの欠乏症状が表れます。
次回も続きをお送りします。
それでは、子どもの脳で欠乏しやすいビタミンとは何でしょうか?
ビタミンB1
糖分を代謝(身体が糖分をうまく使えるようにすること)するには、多くのビタミンB1が必要になります。つまり、砂糖の摂りすぎは、ビタミンB1の欠乏を招き、子どもの情動に異常が現れるとしています。
ビタミンB2
ビタミンB2が不足すると、気持ちが落ち込みがちになり、鬱症状を招くとされています。
ビタミンB6
ビタミンB6が不足すると、イライラなどの神経過敏症を引き起こすとされています。
ビタミンB12
ビタミンB12が不足すると、記憶力や集中力、認識力の低下が起こりやすくなります。また、ビタミンB12の欠乏は貧血症状の原因となります。貧血のせいでやる気が低下するケースもあります。
次回も続きをお送りします
前項では子どもの脳で欠乏しやすいビタミンをご紹介しましたが、欠乏しやすいミネラルやその他の栄養素とは何でしょうか?
カルシウム
カルシウムには神経の興奮を抑制する働きがあり、欠乏することによって、ストレスに弱くなり、すぐイライラしたりカッとなりやすくなります。いわゆる「キレる」子どもの原因の多くは、カルシウム不足であると結論づけている論文も多数あります。
マグネシウム
マグネシウムは、カルシウムの働きを助けるために、常に必要なミネラルです。欠乏するとカルシウムの吸収効率が落ち、結果的にカルシウム欠乏を引き起こします。
コリンとイノシトール
ビタミンB群の仲間であるコリンとイノシトールは、神経伝達物質の原料になります。不足すると神経伝達が不活発になり、思考が混乱したり落ち着きを失ったりします。
EPAとDHA(オメガ3)
不飽和脂肪酸であるDHAは健脳食とも呼ばれ、脳の機能を正常にし、知能指数を引き上げる作用で知られています。DHAが不足すると、認知症の発症率が高まるというデータもあります。
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