カロチン類の中では、圧倒的にベータカロチン(ビタミンA)が有名です。ベータカロチンには強い抗酸化作用があることが知られていますが、ベータカロチンは本当はカロチノイドと呼ばれる抗酸化物質の1つで、実はベータカロチンより抗酸化作用の強いアルファカロチンや、リコピンやルテイン、アスタキサンチン、フィトエンなどのキサントフィル類、などなど、様々なものがあります。
これらのカロチノイドやキサントフィル類は、ベータカロチン(ビタミンA)だけを摂ったときの害を防いでくれますので、できるだけベータカロチンだけでなく、総合的に摂る必要があります。
ベータカロチンを含むほとんどの天然の食品には、通常はカロチノイドとして複合的に含まれています。最近では、化学的に合成しやすいベータカロチンだけを摂るのではなく、カロチノイドとしての複合的な抗酸化作用を期待して、天然の食品からカロチノイド類を抽出・濃縮したサプリメントが人気です。
次回は動脈硬化の予防のタイミングについてレポートしたいと思います
これらの抗酸化作用を持つ様々なビタミンは、常に身体の中にあるように心がけてください。
ただし、ベータカロチン(ビタミンA)とビタミンEは過剰症がありますので、使用量を守って使ってください。
男性では30代から徐々に、女性では閉経後に、急激に動脈硬化の危険が増します。
できるだけ、毎年健康診断やバイタルチェックを受けて、血中脂質の量や血管の傷み具合を把握しておいてください。
動脈硬化はすべての生活習慣病の元凶といってもいい病気です。しかし、動脈硬化は予防方法の研究が多くされていて、予防は可能な病気でもあります。兆候の出てきた時には手遅れなことの多い生活習慣病を防ぐのであれば、動脈硬化を防ぐのがいちばん簡単です。
ある程度の年齢に達した人は、動脈硬化の予防を実践してみてください
最近、テレビや雑誌で活性酸素の害についてふれられる機会が増えています。活性酸素は、人が罹る病気の90%の病気に関係して、その多くが活性酸素の害で発症するとの実験結果も多数存在します。
ビタミンC(ビタミンP)やビタミンEなどは、かなり前から抗酸化剤としての効果をうたわれてきましたが、最近ではビタミンAの前駆体であるベータカロチン(ビタミンA)の仲間で、リコピンという抗酸化サプリメントが注目を集めています。
野菜や果物に含まれる赤い色素がリコピンです。
リコピンはトマトに多く含まれるポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があります。
次回も続きをお送りします
トマトを多く食べる地方では、ガンの発症が少ないという統計があります。実際、血中のリコピンの濃度が高い人は、ガンに罹りにくいという研究結果もあるそうです。
リコピンはベータカロチン(ビタミンA)の2倍、ビタミンEの100倍の活性酸素除去能力があり、アメリカではガンなどの生活習慣病を防ぐだけでなく、美白などの美肌スキンケア用として、女性に大いに人気があります。
このトマトに含まれるリコピンは、やはりトマトに多く含まれるビタミンAの仲間であるカロチノイドと一緒に摂取することで、より強力な抗酸化力を発揮し、ガンを予防したり、お肌や体の各組織を老化から救ってくれる効果が期待されています。
このリコピンとカロチノイドの組み合わせに、ビタミンC(ビタミンP)とビタミンEを加えれば、最強の抗酸化サプリメントになります。
リコピンやベータカロチンなどのビタミンA類とビタミンCとビタミンEは、お互いの弱点を補い合い、いくつもの相乗効果を生み出すので、ぜひ一緒に摂るようにしてください。アメリカでは、ビタミンエース(ACE)なんて言い方もします。
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